CentOS6.0~6.7をインストールする on VMWare Player 3.X/4.X/6.X

CentOS6.0~6.7をVMware Player 3.X/4.Xにインストールする手順を示す。

CentOS6.1ライブCD画面(32ビット版)

確認条件
<6.0>
  • VMware Player 3.1.4 on Windows XP SP3
  • CentOS 6.0 DVD for i386
<6.1>
  • VMware Player 4.0.1 on Windows XP SP3
  • CentOS 6.1 DVD for i386 (CentOS-6.1-i386-bin-DVD1.iso)
<6.2>
  • VMware Player 4.0.1 on Windows XP SP3
  • CentOS 6.2 DVD for i386 (CentOS-6.2-i386-bin-DVD1.iso)
<6.3>
  • VMware Player 4.0.4 on Windows XP SP3
  • CentOS 6.3 DVD for i386 (CentOS-6.3-i386-bin-DVD1.iso)
<6.4>
  • VMware Player 4.0.5 on Windows VISTA HP SP2
  • CentOS 6.4 DVD for i386 (CentOS-6.4-i386-bin-DVD1.iso)
<6.5> ※これ以降x86_64版

  • VMware Player 6.0.1 on Windows 7
  • CentOS 6.5 DVD for x86_64 (CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso)
<6.6> '16/1/31追加
  • VMware Player 6.0.7 build-2844087 on Windows VISTA HP SP2
  • CentOS-6.6-x86_64-bin-DVD1.iso
<6.7> '16/1/31追加
  • VMware Player 6.0.7 build-2844087 on Windows VISTA HP SP2
  • CentOS-6.7-x86_64-bin-DVD1.iso
確認手順

※システムディスクをソフトウェアRAIDでインストールする場合は、CentOS6 - RAID1構成でインストールを参照のこと。

(1) DVDのブートとインストール方法の選択
  • DVDをブートすると、以下の画面が現れる。"Install or upgrade an existing system"を選択。
    ※途中「Disk Found」の画面では、[Skip]を選択すると時間短縮可能。

(2) インストール開始
  • 以下の画面が現れたら、[Next]をクリック。

(3) 言語の選択
  • 「Japanese(日本語)」を選択し、[Next]をクリック。

(4) キーボード配置の選択
  • 「日本語」を選択し、クリック。

(5) インストールストレージデバイスの種類の選択
  • 「基本ストレージデバイス」を選択し、クリック。

  • 以下のエラーが出たら、「全てを再初期化※」をクリック。
    ※ディスクデータは全て消える。他に「ストレージデバイスの警告」という画面が出る場合があるが、「はい、含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。」をクリック。

(6) ホスト名の設定
  • ホスト名を設定し、[次]をクリック。
    ※後から変更可能。ここではデフォルトのlocalhost.localdomainを設定。
    ※6.2で「ネットワークの設定」表示が、英語表示に

(7) 時間帯の設定
  • 「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外し※、[次]をクリック。
    ※BIOS時計がUTCの場合はチェックを外さない。 

(8) rootパスワードの設定
  • 任意のrootパスワードを設定し、[次]をクリック。

(9) インストールタイプを選択
  • 「全ての領域を使用する」を選択し、[次]をクリック。
  • 以下の警告が出るが、「変更をディスクに書き込む」を選択し、[次]をクリック。
    ※6.2の場合は、「Write change to disk」をクリック

(10) インストールパッケージの選択
  • ここでは「Desktop」を選択し、[次]をクリック。
  • 以下の画面が現れたら、[再起動]をクリック。

(11) 再起動後の残設定の開始
  • 再起動後、以下の画面が現れたら、[進む]をクリック。

(12) ライセンス情報の確認
  • ライセンス条項に問題がなければ、[はい、ライセンス同意書に同意します]を選択し、[進む]をクリック。

(13) ユーザの作成
  • 任意のユーザを作成し、[進む]をクリック。

(14) 日付と時刻の設定
  • 日付と時刻を設定し、[進む]をクリック。

(15) kdump設定
  • 警告が発生。とりあえず、[OK]をクリック。
    ※6.3/6.4では英語で「Insufficient memory to auto-enable kdump. Use system-config-kdump to configure manually」と表示が出た。
    ※~6.2では、メインメモリが4GB未満、6.3では2GB未満(vmware player上では1924MB未満で警告を確認)で同警告が発生するとの記載が、CentOSリリースノート(6.2/6.3)に記載してある。
  • [終了]をクリック。
    ※6.2,6.3で画面構成が変更となっていた。
6.0/6.1
6.2/6.3/6.4/6.5/6.6/6.7

(16) ログイン
  • 作成したユーザ名を選択し、クリック。
    ※黄色三角!の警告はkdump設定失敗による
  • パスワードを入力し、[ログイン]をクリック。

(13) ネットワークのリンクアップ
  • ログイン後の画面。ネットワークのアイコン(画面上中央から少し右、スピーカーアイコンの横)に☓が付いている。
  • ネットワークアイコンを右クリックし、[接続を編集する]をクリック。
  • 「System eth0」を選択し、[編集]をクリック。 
  • 「System eth0の編集」画面になるので、[自動接続する]にチェックを入れ、[適用]をクリック。
  • 認証のダイアログが現れ、rootのパスワードを要求されるので入力し、[認証する]をクリック。
  • 最後に、[閉じる]をクリック。 
  •  ネットワークのアイコンから☓が消え、インストールがまずはひとととおり完了。

 参照サイト

以上

コメント

  1. まったくのLinux素人なのですが、VMPlayer3.1.3をこれまで使ってきました。3.xではCentOS6.0の動作を確認された、とありますが、これは6.3ではインストールに失敗した、ということでしょうか?それとも未確認なのでしょうか?
    現在、CentOSのISOをダウンロード中で、終わり次第試してみたいのですが、Player3.1.3でうまくいかなかった場合、素人の私には問題の切り分けができないので質問させていただきました。Playerのバージョンをなるべくならあげたくないのが前提にあるんです。

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    1. その時最新のものを使っているだけで、単に未確認なだけです。動くと思いますよ。

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    2. そうですか。返信ありがとうございます。

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