2021年2月27日

【電子工作】SLES 15をRaspberry Pi 4に導入してみた。

Raspberry Pi上で動作する唯一まともな商用OSであるSLES 15をRaspberry Pi 4に導入してみた。


環境

  • HW : Raspberry Pi 4 Model B
  • OS : SLES 15.2
  • モニター : HDMIモニター
  • キーボード : 適当なUSBキーボード
  • マウス : 適当なUSBマウス
  • ネットワーク : 有線接続

インストール

参考文献[1]を参照し、yastを入れるところまでやってみた。詳細は割愛。

追加設定

初期設定ではほぼ何も入ってないので以下必要に応じて実施。

ユーザーの追加

適用なユーザーを作成。
# useradd foo -m
# passwd foo

sshdの設定

opensshをインストールし、/etc/ssh/sshd_configを編集してPermitRootLogin noを設定したあと、sshdを再起動。
# zypper in oepnssh
# vi /etc/ssh/sshd_config
...
PermitRootLogin no
...
# systemctl restart sshd

性能計測

SUSE Packge Hub[2]を設定し、SysbenchでCPU性能を計測してみた。4多重で頭打ちで6000弱くらい。第9世代のIntel Core i3と同等程度の性能[3]。

# SUSEConnect -p PackageHub/15.2/aarch64
# zypper in sysbench
# sysbench cpu run
...
CPU Speed:
       event per second:  1492.40
...
# sysbench cpu run --num-threads=4
...
CPU Speed:
       event per second:  5970.57
...
# sysbench cpu run --num-threads=8
...
CPU Speed:
       event per second:  5969.83
...

参考文献

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