2011年12月1日

CentOS6 - ディレクトリのテープバックアップ

ディレクトリ(/var/www/htmlなど)のテープバックアップシェルを書いてみたので記す。

確認環境
  • CentOS 6.0
  • DAT72ドライブ
バックアップの考え方

以下の考え方で設計
  1. 日次でディレクトリの追加フルバックアップを実施
  2. 週次でテープ巻き戻し(前の週は削除)
シェルの内容

日次シェル

# cat /root/sh/daily.www.backup
#!/bin/sh
TAPE=/dev/nst0
DIR=/var/www/html/*

tar cvf $TAPE $DIR
mt -f $TAPE status

週次シェル

# cat /root/sh/weekly.www.backup
#!/bin/sh
TAPE=/dev/nst0
DIR=/var/www/html/*

mt -f $TAPE rewind
mt -f $TAPE status

シェルの設定

# ln -s /root/sh/daily.www.backup /etc/cron.daily/daily.www.backup
# ln -s /root/sh/weekly.www.backup /etc/cron.weekly/weekly.www.backup

欠点

  1. 余り無いとは思うが、週最初のバックアップに失敗すると、バックアップデータがテープに何も残っていない可能性がありうる。週最初のバックアップ中にディスク故障が発生すると2重障害になり、完全データロストになる。→テープ2本運用にすれば回避可能
  2. バックアップ後に更新されたデータは基本ロスト対象。最悪1日前にデータが戻る。

以上

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