CentOS6 - RAID1構成でインストール

CentOSのインストーラー(anaconda)でRAID1構成でインストールしてみた。RAID1構成に関わる部分だけを抜き出して記す。

RAID1構成を組んだところ(インストーラー画面)



確認条件

  • CentOS6.3 x86_64版のDVDを使用
  • VMware Player上の仮想マシンで作業

確認手順


1. 事前準備

(1) 仮想マシン上に下記のように2本のディスクを準備する

1本目(ディスクファイル名disk-0.vmdk)
2本目(ディスクファイル名disk-1.vmdk)
2. インストール

(1) 別途記事「CentOS6.0~6.3をインストールする on VMWare Player 3.X/4.X」の手順(8)まで進める

(2) [カスタムレイアウトを作成する]を選択し、[次(N)]をクリック


(3) [作成(C)]をクリック


(4) [RAIDパーティション]を選択し、[作成する]をクリック


(5) ファイルシステムタイプに[software RAID]を選択する。使用可能なドライブに[sda]を選択する。サイズに[524]指定する。最後に[基本パーティションにする]をチェック状態にし、[OK]をクリック


(6) 同じよう要領でsdb側にも524MBのRAIDパーティションを作成。


(7) [作成]をクリック


(8) [RAIDパーティション]を選択し、[作成する]をクリック


(9) ファイルシステムタイプに[software RAID]を選択する。使用可能なドライブに[sda]を選択する。サイズに[19955](残り最大容量)指定する。最後に[基本パーティションにする]をチェック状態にし、[OK]をクリック


(10) 同じ要領で、sdb側にも19955MBのsoftware RAIDパーティションを作成


(11) [作成]をクリック


(12) [RAIDデバイス]を選択し、[作成する]をクリック


(13) マウントポイントに[/boot]を選択。ファイルシステムタイプに[ext4]を選択。RAIDデバイスに[md0]を選択。RAIDレベルに[RAID1]を選択。RAIDメンバーに[sda2とsdb2]を選択。最後に[OK]をクリック


(14) [作成]をクリック


(15) [RAIDデバイス]を選択し、[作成する]をクリック


(16) ファイルシステムタイプに[physical volume [LVM]]を選択。RAIDデバイスに[md1]を選択。RAIDメンバーに[sda1とsdb1]を選択。最後に[OK]をクリック


(17) [作成]をクリック


(18) [LVMボリュームグループ]を選択し、[作成する]をクリック


(19) [OK]をクリック


(20) [作成]をクリック


(21) [LVM論理ボリューム]を選択し、[作成する]をクリック


(22) ファイルシステムタイプに[swap]を選択。サイズに[2048]を指定。最後に、[OK]をクリック


(23) [作成]をクリック


(24) [LVM論理ボリューム]を選択し、[作成する]をクリック


(25) マウントポイントに[/]を選択。ファイルシステムタイプに[ext4]を選択。最後に[OK]をクリック


(26) 以下の状態を確認し、[次]をクリック


(27) [フォーマット]をクリック


(28) [変更をディスクに書き込む]をクリック


(29) [次]をクリック


(30)  別途記事「CentOS6.0~6.3をインストールする on VMWare Player 3.X/4.X」 の手順(10)に戻ってインストールを続行する

おまけ

ディスクユーティリティでRAID構成を確認。

(a) ディスクユーティリティを起動し、マルチディスクデバイスの0をクリック


(b) ミラーリング構成を確認し、%d個のコンポーネントを編集をクリック


(c) ディスクが2本あり、両方が「完全に同期しています」となっている


参考にして頂いているサイト

以上



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